2018年5月29日火曜日

宮沢賢治


        


ポレポレの会だより300回おめでとうございます。
創刊から何年になりますか!?過去の便りを探し
てみたところ、1995年10月56号から僕の切り絵を
表紙に使って戴いています。22年以上の付き合い
になります。表紙に使われる前に投稿して誌面に
載せてもらった切り絵があるので今回はそれを出
します。「星の声を聴く賢治」です。
1896年8月27日~1933年9月21日。詩人、童話作家。
仏教と農業を生活の基盤としながら創作活動に勤
しんだ。銀河鉄道の夜や風の又三郎などの童話や、
春と修羅、雨ニモマケズ等の詩作がある。自作に
関連して作曲をし、イラストを描いていて、それ
がまた素晴らしいのだ。雨ニモマケズには彼の生
き方がよく表れていて、尊敬せずにはいられない。
実は僕の父がやはり賢治の生き方に共鳴して「雨
ニモマケズ」と言う映画を自主制作している。興
行的には失敗作だが、僕は父がそのような映画を
作ったことを誇らしく思っている。この世は忍土
だ。思い通りにならないことばかりだが、誠意を
尽くして一生懸命に生きてゆきたい。オウスケ。