2013年9月20日金曜日

「室井佑月」

 

 似顔絵塾に投稿している関係で、週刊朝日は毎週買っている。

それで感じたことがある。

何だか政府もマスコミもこぞって原発事故に触れないようにしているみたいだ。

原発事故は何にも解決していないのに、

オリンピックどころじゃないだろうと思うのだが、

何となくそんな風に言い難い雰囲気が出来ている。

そんな中で室井佑月は連載中のエッセイ「しがみつく女」で

果敢にそこらへんを書き続けている。

僕と女房はすっかり室井さんのファンになった。

彼女しか本当のことを書いてくれないような気さえしてくるほどだ。

マスコミにも電力会社から広告宣伝料が入るから、

自由に本当のことが書けないと聞いたことがある。

室井さんには頑張って書き続けてほしい。

原発事故は終わってないと。  オ。



2013年8月22日木曜日

養老孟司

 
家の小6の息子が、口から生まれてきたような奴で、
のべつ幕なしに喋っている。
休みの日に一緒にいると、その凄さがつくづく実感される。
黙らせようとして何か言うと、屁理屈が返ってくる。
「屁理屈を言うな」と言いたくなる。
時には叫ぶこともある。
ところで養老孟司という人は子供の頃、
よく屁理屈を言う子だったようだ。
かみさんにその屁理屈ぶりが面白いから、
読んでみろと言われ、ブックオフで
「超バカの壁」というのを買って読んだ。
なるほど面白い。
極めてまともなことが遠慮なく書いてある。
誤解を招きそうなほど持論に忠実な人だ。
言いたいことを自由に言うために
東大の教授を辞めてしまった程だ。
立派ですよ。
息子もそうなるだろうか。  オ。

2013年7月16日火曜日

「宮崎駿」

夏休みに宮崎駿の「風立ちぬ」が公開されている。
この人は以前から引退するすると言いながら、
辞めずに作り続けている。
こちらとしても期待しているので新作は大歓迎だ。
同じスタジオジブリの作品で、絵が同じようでも、
監督が違う作品はこうも違うものか、
と思うほどつまらないので、観る気がしない。
だから宮崎監督にはいつまでも作り続けて欲しい。
「風の谷のナウシカ」以来のファンだ。
ナウシカを初めて観たときは、
アニメでこんなに感動するとは思っていなかったので、
泣きながら驚き喜んだ。
ところで僕がこの人が好きなのは、
あくまでも観客としてであり、作品が好きなのであって、
 個人的におつきあいしたいとは思わない。
厳しそうな風貌で、なんか恐そうなんだもの。 オ。

2013年6月22日土曜日

「湊かなえ」ポレポレの会だより投稿



家のかみさんは暗い内容の小説を好んで読む。
それで、通勤時に読む本をかみさんの枕元から拾ってゆく僕も、
暗いものを読む頻度が上がるのだ。
この湊かなえの小説も3冊読んだが、何しろ暗い!
読み終わって後味の悪いものばかりだ。救いがない。
「この人の幼年期は親の愛情に恵まれていなかったんでは?」等と、
かみさんと無責任な感想を語り合った。
登場人物の性格が全員もれなく屈折している。
 読みながら今の世の中の人間は皆、こんなに醜く歪んだ、
憎しみに満ちた人ばかりなのだろうか?と、
うすら寒い気持ちになってくるのだ。
なら読まなきゃいい様なものだが、
この人は文が上手くて、こちらを引っ張っていって離さないのだ。
 読む僕も暗いのかも。 オ。

2013年4月22日月曜日

ポレポレの会だより「北野武」

 

 
この人の映画は凄く怖い。怖いのに観てしまう。
暴力描写が兎に角リアルなのだ。
登場人物がいきなりあっけなく殺されてしまう。
こっちは心の準備が出来ていないので、慌てるしショックで、
思わずテレビを消してしまうのだ。
元々はお笑い芸人で、素人として映画を観る側から、
疑問に感じていた演出を、自分ならこうやるのに!
と言う気持ちから、撮り始めたらしいから、
却って斬新な演出になった。
ヤクザ映画を観ていて、ピストルを構えて引きつった顔で、
なかなか撃たないシーンを見ては、変だと思っていたと言う。
ベトナム戦争のニュースで、
米兵が無造作に敵を打つのを観てショックをうけた。
その衝撃を自分の映画に持ち込んだ。
だからリアルで怖いのだ。
目が離せない監督だ。 オウスケ。

2013年3月18日月曜日

ポレポレの会だより「琴奨菊」


 週刊朝日の投稿頁に似顔絵塾と言うのがあって、
 3年前から投稿を始めた。
初めて入選したのが上地雄輔の似顔絵で、
描き始めて18枚目の作品だった。
誌上に自分の絵を見つけた時は凄く嬉しくて、
以来ずうっと続けている。
柳美里の切り絵でその年の年間優秀作品賞を戴いて、
益々調子が出てきた。
初めは好きな物ばかり描いていたが、
段々欲が出て特待生になりたくて、
苦手なジャンルのモデルにも手を出すようになった。
この琴奨菊などその口で、
塾長の山藤先生がスポーツ好きなので、
好きでもないのに無理して描いた。
しかし駄目ですね、知らないものを無理に描いても。
スポーツもので入選したことは1度も無い。
最近は似顔絵塾を開いて、
スポーツ特集なら諦めの境地になった。 オウスケ。

2013年2月22日金曜日

ポレポレの会だより「海堂尊」

 
 「チームバチスタの栄光」と言う映画を観て、
めっぽう面白かった。
「ジェネラル・ルージュの凱旋」、これも良かった。
原作者は現役の医者であり、小説家である。
物語の舞台は地方都市の大病院。
院内での患者や業者の、不審死を巡っての推理ドラマ。
そこで働く精神科医が主人公だ。
これを映画では竹内結子が演じていて、
天然風の役柄がはまっていて最高。
彼女は院内で他の科の医者から「愚痴外来」とか、
「愚痴だけ聞いていればいいんだから、楽な仕事だよな」
等と嫌味を言われている。
ところがこの人が院長の依頼で、事件究明に乗り出し、
厚生労働省の役人とコンビを組み、
持ち前の「聞く力」を発揮して、解決に導くのだ。
軽んじられている人間が力を見せつける。
こ気味良い後味だった。オ。