2014年9月22日月曜日

「トミー・リー・ジョーンズ」


 宇宙人から見れば地球の文化風習は、さぞかし珍妙に映るだろう。
そう言う視点で作られたCMシリーズを、毎回楽しく観ている。
最近はテレビ業界について「あっても無くてもいい番組ばかり作っている」
と指摘しながら、「でもつい観てしまう」とフォローしている。
宇宙人と地球人の図式はそのまま、
外国人と日本人の関係に置き換えられるように思う。
異文化同士が触れ合う機会が多くなり、
お互いの思想、信条、文化、風習、信仰、食べるものまで、
それぞれに全く世界観が違う人たちが、一緒に暮らすようになったのだから、
自分の感じ方だけが正しくて常識とは思わない方がいい。
想像力を働かせて、違いを受け止める柔軟な気持ちが必要となってくる。
これは思い遣りの気持ちとも言えるのでは!? オウスケ

2014年8月22日金曜日

水木しげる



 貸本屋が全盛の頃からの、水木しげるのファンだ。50年くらい昔には、レンタルビデオの漫画版の様な店が繁盛していた。置いてある漫画は殆ど、ざら紙で出来た印刷も製本も粗雑なものだった。しかしその安手の漫画本には夢が一杯詰まっていた。普通の書店には大手出版社の漫画雑誌も売っていたが、大好きな水木しげるの漫画は未だ載っていなかった。「ゲゲゲの鬼太郎」も当時は正義の味方らしくなく、煙草や酒を飲む不良少年で、そこがまた魅力的だった。面白くて夢中で読んだが、メジャーデビューする前の原稿料は凄く安かったらしく、「ゲゲゲの女房」などのドラマに、作者のその当時の苦しい生活が描かれている。「テレビくん」でついに全国誌にデビューを果たした時には喝采をあげて喜んだ。オウスケ。

2014年6月21日土曜日

「筒井康隆」


30年以上前だったか、生き方に迷い、
出口のない悩みの森に入り込んでしまった。
当時アルバイトをしていたが、昨日まで普通に付き合っていたバイト仲間と、
何故か知らず、急にどう接していいか判らなくなった。
友人や後輩は今迄と変わらず関わってくるのだが、
その友情に応えられず、それがまた憂鬱の種として圧し掛かってきた。
兎に角辛い日々。今なら鬱状態だったと判るが、
当時はその状態に手も足も出なかった。
毎日、筒井康隆の小説を読みまくっていた。
この人のハチャメチャな小説の中に浸かっている時だけ、
苦しみを忘れられるような気がした。
破壊的で猥雑で荒唐無稽な内容は、現実逃避にピッタシだった。
しかし何も解決しなかったのだ。
現実に向き合い受け入れることから、希望が生まれた。オ。