2013年7月16日火曜日

「宮崎駿」

夏休みに宮崎駿の「風立ちぬ」が公開されている。
この人は以前から引退するすると言いながら、
辞めずに作り続けている。
こちらとしても期待しているので新作は大歓迎だ。
同じスタジオジブリの作品で、絵が同じようでも、
監督が違う作品はこうも違うものか、
と思うほどつまらないので、観る気がしない。
だから宮崎監督にはいつまでも作り続けて欲しい。
「風の谷のナウシカ」以来のファンだ。
ナウシカを初めて観たときは、
アニメでこんなに感動するとは思っていなかったので、
泣きながら驚き喜んだ。
ところで僕がこの人が好きなのは、
あくまでも観客としてであり、作品が好きなのであって、
 個人的におつきあいしたいとは思わない。
厳しそうな風貌で、なんか恐そうなんだもの。 オ。

2013年6月22日土曜日

「湊かなえ」ポレポレの会だより投稿



家のかみさんは暗い内容の小説を好んで読む。
それで、通勤時に読む本をかみさんの枕元から拾ってゆく僕も、
暗いものを読む頻度が上がるのだ。
この湊かなえの小説も3冊読んだが、何しろ暗い!
読み終わって後味の悪いものばかりだ。救いがない。
「この人の幼年期は親の愛情に恵まれていなかったんでは?」等と、
かみさんと無責任な感想を語り合った。
登場人物の性格が全員もれなく屈折している。
 読みながら今の世の中の人間は皆、こんなに醜く歪んだ、
憎しみに満ちた人ばかりなのだろうか?と、
うすら寒い気持ちになってくるのだ。
なら読まなきゃいい様なものだが、
この人は文が上手くて、こちらを引っ張っていって離さないのだ。
 読む僕も暗いのかも。 オ。

2013年4月22日月曜日

ポレポレの会だより「北野武」

 

 
この人の映画は凄く怖い。怖いのに観てしまう。
暴力描写が兎に角リアルなのだ。
登場人物がいきなりあっけなく殺されてしまう。
こっちは心の準備が出来ていないので、慌てるしショックで、
思わずテレビを消してしまうのだ。
元々はお笑い芸人で、素人として映画を観る側から、
疑問に感じていた演出を、自分ならこうやるのに!
と言う気持ちから、撮り始めたらしいから、
却って斬新な演出になった。
ヤクザ映画を観ていて、ピストルを構えて引きつった顔で、
なかなか撃たないシーンを見ては、変だと思っていたと言う。
ベトナム戦争のニュースで、
米兵が無造作に敵を打つのを観てショックをうけた。
その衝撃を自分の映画に持ち込んだ。
だからリアルで怖いのだ。
目が離せない監督だ。 オウスケ。

2013年3月18日月曜日

ポレポレの会だより「琴奨菊」


 週刊朝日の投稿頁に似顔絵塾と言うのがあって、
 3年前から投稿を始めた。
初めて入選したのが上地雄輔の似顔絵で、
描き始めて18枚目の作品だった。
誌上に自分の絵を見つけた時は凄く嬉しくて、
以来ずうっと続けている。
柳美里の切り絵でその年の年間優秀作品賞を戴いて、
益々調子が出てきた。
初めは好きな物ばかり描いていたが、
段々欲が出て特待生になりたくて、
苦手なジャンルのモデルにも手を出すようになった。
この琴奨菊などその口で、
塾長の山藤先生がスポーツ好きなので、
好きでもないのに無理して描いた。
しかし駄目ですね、知らないものを無理に描いても。
スポーツもので入選したことは1度も無い。
最近は似顔絵塾を開いて、
スポーツ特集なら諦めの境地になった。 オウスケ。

2013年2月22日金曜日

ポレポレの会だより「海堂尊」

 
 「チームバチスタの栄光」と言う映画を観て、
めっぽう面白かった。
「ジェネラル・ルージュの凱旋」、これも良かった。
原作者は現役の医者であり、小説家である。
物語の舞台は地方都市の大病院。
院内での患者や業者の、不審死を巡っての推理ドラマ。
そこで働く精神科医が主人公だ。
これを映画では竹内結子が演じていて、
天然風の役柄がはまっていて最高。
彼女は院内で他の科の医者から「愚痴外来」とか、
「愚痴だけ聞いていればいいんだから、楽な仕事だよな」
等と嫌味を言われている。
ところがこの人が院長の依頼で、事件究明に乗り出し、
厚生労働省の役人とコンビを組み、
持ち前の「聞く力」を発揮して、解決に導くのだ。
軽んじられている人間が力を見せつける。
こ気味良い後味だった。オ。

2013年1月18日金曜日

ポレポレの会投稿原稿「宮部みゆき」

 
 宮部みゆきのファンだ。
初めて読んだ作品は、江戸時代の怪奇ものだった気がする。
予備知識のない状態で読んだが、
読み始めて直ぐ「文章の上手い人だなあ」と思った。
読みやすくてグングン話に引き込まれた。
読み出すと途中で止められなくなる。
次にどうなるんだ、どうなるんだ?と気になって仕様がない。
邪魔が入らなければ、一気に最後まで読み終えてしまうのが常である。
ミステリーや怪談が多いが、怖いだけでなく人情がある。
例えば祟りをする怨霊が出てきたとして、
その怨霊のそうならざるを得なかった、
気持ちまでをも汲もうとするのだ。
怖い殺人事件を描いた話でも、登場人物のひとりひとりに寄り添って書いている。
読み終わったときは癒されている感覚がある。
だから好きだ。オウスケ。

2012年12月7日金曜日

ポレポレの会だより「立川談志」

 

「立川談志」
 談志師匠の、言いたいことを歯に衣きせずに言えるところに、
仄かな憧れを持っていた。
本人は天才肌で、落語は自分が一番上手いと思っていたのではないか!?
そう言う人が思ったことを、遠慮なく言っていれば、
面白いと快哉も上がるが、顰蹙も買うだろう。
高慢な者と嫌われもすると思う。
毒舌家などと言われていたが、
本人はただ正直に自分が思った通りのことを、言っていただけかもしれない。
しかしこれがなかなか難しい。
僕も以前ブログで、似顔絵について思うところを、言いたい放題書いたら、
忽ち沢山の友人からお叱りのメールを戴いた。
慌てて訂正文を出したりして、平謝りにあやまった。
その後暫く落ち込んでしまった。
公共の場で自分の信念を貫くには、相当の勇気がいると思った。 オ。