2015年6月20日土曜日

荒俣宏




 沢山の肩書を持った方だ。博物学者、図像学研究家、小説家、収集家、神秘学者、妖怪評論家、翻訳家、タレント、等々。元々は漫画家志望であったとか。長身で現在185㎝の氏は、子供の頃から目立つ存在で、上級生から苛められた。相撲の花籠部屋からスカウトが来たと言う。苛められた経験からは厭世的な性格を育てたようだ。それでオカルト的なものに惹かれたのかも。博識で現代の生き字引と称されてもいる。子供の頃から何にでも興味を示し吸収し、学校の勉強に時間を割かれることを煩わしく思い、テストの1週間前に教科書を丸暗記して凌いだという。とてつもなく頭がいいのですね。漫画科の水木しげるに直接弟子入りを頼んだと言うのも頷ける気がする。著作の「帝都物語」は滅法面白かった。オ。

2015年2月22日日曜日

「殿山泰司」





「殿山泰司」
 この方はちょっと昔の俳優さんですが、
いい映画によく出ていて不思議な存在感のある人でした。
ブックオフでこの人の「三文役者あなあきい伝」と言うエッセイ本を見つけて読んだ。
変わった文体で、酔っ払って管巻いているような文章でした。
それはいいとして、この本の終わりの方に亡き父との関わりが記されていたので驚いた。
脚本家であった父が生前、自分でプロデュースして脚本、監督まで手掛けた「白か黒か」と言う映画に氏が刑事役で出演していて、
当時の思い出話が語られてあったのだ。
この映画は興行的に失敗して、その後の我が家は経済的に苦しくなるのだが、
殿山さんが父の映画に掛ける執念を褒めて、
「尊敬している」とまで書いて下さっているので嬉しくなった。
親父も苦労もしたが尊敬もされていたんだなあと。
僕も苦労しても自分の信ずる道を精一杯に生きようと思った次第です。今年は颯爽と風のように生きたいと思います。オウスケ。

2015年1月20日火曜日

泡坂妻夫






 誰の似顔絵を描こうかと、いつも頭を悩ませている。基本的に好きなタレントや有名人ばかり描いているが、資料としていい写真が手に入ったりすると、知らない人でも描くことがある。この泡坂妻夫もそうだった。推理小説家でマジシャンと言うことは聞いていたが、読んだことはない。写真が初対面であった。でも描きやすそうだから描いた。で、この文を書くために後から小説を一冊読んだ。「しあわせの書迷探偵ヨギガンジーの心霊術」と言う本。流石推理の謎解きにマジシャンならではの小技が効いている。あいにく他の物ももっと読みたいという気にはならなかった。でもこうして描かせて戴いた縁で、不思議とこの人に愛着がある。健康で長生きして戴きたい。さて今年も似顔絵塾に投稿を続けます。オウスケ。