2012年11月6日火曜日

ポレポレの会だより「山崎章郎」



 10年くらい前になるだろうか?
この人の「病院で死ぬということ」を本で読み映画も観た。
どちらも泣いた。
山崎医師はE・キューブラー・ロスの「死ぬ瞬間」を読んで、
病院での延命治療に疑問を持ったと言う。
その後氏は人間らしい穏やかな死を迎えられる、
ホスピスの意義を広めてきた。
そしていま氏はホスピスから更に踏み込んで、
在宅での看取りに取り組んでいる。
病院で身体中に管を繋がれて、
満身創痍で身動きもならず死を迎えるよりも、
ホスピスで痛みだけは取り除いて貰い、
最期までの日を悔いなく過ごす。
それがいいなあと思っていたが、
それでも皆さん、死の間際には家に帰りたがる。
と言うのを聞いて、僕も家で死にたいと思った次第です。 
                     オウスケ。