2013年2月22日金曜日

ポレポレの会だより「海堂尊」

 
 「チームバチスタの栄光」と言う映画を観て、
めっぽう面白かった。
「ジェネラル・ルージュの凱旋」、これも良かった。
原作者は現役の医者であり、小説家である。
物語の舞台は地方都市の大病院。
院内での患者や業者の、不審死を巡っての推理ドラマ。
そこで働く精神科医が主人公だ。
これを映画では竹内結子が演じていて、
天然風の役柄がはまっていて最高。
彼女は院内で他の科の医者から「愚痴外来」とか、
「愚痴だけ聞いていればいいんだから、楽な仕事だよな」
等と嫌味を言われている。
ところがこの人が院長の依頼で、事件究明に乗り出し、
厚生労働省の役人とコンビを組み、
持ち前の「聞く力」を発揮して、解決に導くのだ。
軽んじられている人間が力を見せつける。
こ気味良い後味だった。オ。