2013年11月15日金曜日

「黒柳徹子」

 

      
「徹子の部屋」と言う番組で見る彼女は、
有能で出来る人の印象だ。
ちょっとせっかちな話しぶりで、
ゲストの話を上手に聞き出している。
僕は出来る人より、出来ない人の方が好きだ。
だから今まで黒柳徹子と言う人に興味がなかった。
ところが最近、小6の息子が図書館で
「窓際のトットちゃん」を借りてきて、
しきりに面白い面白いと言うのだ。
彼が読み終わって、図書館の返却日に間があったので、
僕も読んでみた。これが面白のなんの!
出来ると言うより変人だった。
彼女は小1で担任から退学を言い渡されている。
幸いお母さんが理解者だったし、
彼女を受け入れた風変わりな学校と校長が素晴らしかった。
枠にはまらない彼女の個性は良い方向へ軌道修正されたのだ。
息子も僕も泣いた。お薦めの本です。  オウスケ。