2016年6月27日月曜日

「山田風太郎」






1922年~2001年。伝奇小説、ミステリ、時代小説家。幼少時に両親と死別し、また徴兵検査で肋膜炎のため丙種合格になったことで、社会から疎外された者として人格形成がなされた。小説家としては本格推理ものから始まった。その後「甲賀忍法帖」を皮切りとして忍法帖シリーズが大衆に受け、映画化もされて人気を博した。
後半は「警視庁草紙」等、明治時代の大衆になじみの深い歴史上の人物を多く登場させた時代小説を書いた。史実と史実の間を独創的なエピソードで埋め、有名な人物たちが意外な場所で出会うと言う手法は、その後の作家たちに大きな影響を与えた。晩年は毎日ウヰスキーをボトルの1/3くらい飲んで、アル中ハイマーと自称していた。さて僕はこの6月をもって専属の似顔絵師派遣会社を辞めフリーになった。これからはプロの似顔絵描きとして自由に働きます。オ。