2017年9月25日月曜日

横溝正史






探偵小説作家。1902524日~19811228日。薬剤師の資格も持っている。1921年「新青年」の懸賞に応募して「恐ろしき四月馬鹿」が入選しデビューするが、38年肺結核の悪化により療養生活をしながらの執筆活動となる。戦争の影響で探偵小説は制限され、一時は死を願ったこともあるという。終戦後はストレプトマイシンの急激な値崩れにより快方に向かう。48年「本陣殺人事件」が第1回探偵小説クラブ賞を受賞し、デビューから25年目の遅咲きの成功であった。その後「犬神家の一族」を始めとする金田一耕助シリーズの映画化でブレイクする。温厚で誰に対しても偉ぶることが無かったという。  オウスケ。

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