2009年7月16日木曜日

切り絵と切り紙芸は違う。





 会社のイベント担当から
「イベントの依頼だが、切り絵で出来ないか?」と言ってきた。
イベントで切り絵とくれば、これはもう、演芸などで見かける切り紙芸のことだ。
僕のやっている切り絵とは、全然違うものだ。
切り紙は鋏を使い、即興で下書きもなしに、いきなりさくさくと切ってゆく。
あっという間にモデルのシルエットが出来上がるのだ。
よほど右脳が発達していなければ、出来ることではない。
僕に出来るわけがないと、始めに断ったのだが、
その日、似顔絵現場が余りに暇なので、
試しにありあわせの紙と鋏で、やってみた。
それがこの絵だ。
「ん?ちょっと待てよ!」
これは練習すれば、行けるかもしれないぞ!と気が変った。
現場での完全歩合の現状は、厳しくて未来に希望が持てないのだ。
切り紙が出来るようになれば、会社でのその手のイベントは独り占めだ。
挑戦する価値はある。
やるだけやってみようと思った。
会社に電話して、やってみたいと言った。
これから練習して、ものにするぞーっ!

0 件のコメント: