2009年4月9日木曜日

青春時代・似顔絵描きになる予兆⑲


青春時代の作品のストックも少なくなってきた。
これは東京デザイン・カレッジ漫画科在籍中に、
クラスメイトと創った、漫画同人誌「地下」の扉絵だ。
当時、天才漫画家、井上洋介や、梅田英俊のナンセンス物を真似て、
こんな絵をよく描いていた。
前述のお二人の先生の描くナンセンスには、深い訳があるのだろうけど、
僕の場合は、この分野なら、大して頭を使わなくても、
思いつきで描いてゆけるだろう、なんて、浅はかな考えでいたのだ。
当然、作品を描いてゆく必然性が無いから、
長続きがせずに止めてしまった。
いやはや、お恥ずかしい。
切り絵を始めた理由も、この画材なら、下手な絵も上手く見えるだろう。
と思ったからだし、こちらも同じ。
昔から、楽をして結果を得ようとする性格が、
あらゆる所に現れていたようだ。
嗚呼、見たくない自分の姿(笑)。

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