2008年12月17日水曜日

2003年1月号「百匹目の羊」


 未年にちなみ、新約聖書マタイによる福音書から羊の話を。
「人の子は、滅びるものを救うためにきたのである。
あなたがたはどう思うか。
ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、
九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか。
もしそれを見つけたなら、
よくお聞きなさい、迷わないでいる九十九匹のためよりも、
むしろその一匹のために喜ぶであろう。
そのように、これらの小さい者の一人が滅びることは、
天にいますあなたがたの父の御心ではない」
このように、天の神様は私共のような迷いの森にいる者をこそ、
なんとか救いたいと、日夜はらはらしながら、
涙を流して働いていらっしゃるのだ。

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