2008年6月11日水曜日

2008年7月「カーマ・スートラ」


 昔の作品を描き直した。
30年程前は、自分が何を描きたいのか分らずに、こんなものも描いていた。
当時は、どうしてもこれが描きたいという、気持ちもなしに描いていた。
たまたま出会った、切り絵と言う表現手段は、下手な絵も上手く見える。
と言うことに気付いて、このジャンルで作品を書き溜めていけば、
自分でも絵の世界で、やって行けるんではないか。
等と淡い期待を抱きながら、描きたいものも無いまま、とにかく描いていたのだ。
あれから長い時を過ごし、作品を増やしてゆくうちに、
知らない間に、自分が書きたいものだけを描くようになっていた。
今回生活に追われ、新作を描く気力の湧かないまま、旧作描き直したのだが、
描いているうちに今現在の、自分の絵として蘇ったのだ。
*こう言う作品は普段描かないのだけどね。

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