2008年3月29日土曜日

2005年6月号「あじさい見物」


 子供が生まれる以前のこと、
妻に誘われて、白山神社にあじさいの見物に行った。
境内がぐるりとあじさいの路に囲まれている。
記念に写真を撮ろうという事になったのだが、
大勢の見物客の中で、良い場所に陣取って、いつまでも動かない人達が居る。
何かと思って見ると、水彩画サークルの人らしく、熱心にスケッチして居るのだ。
それは良いけど、この人達は景色の良い場所を離れないので、
写真を撮りたい私達にとっては、すごく邪魔なのだ。
妻と二人で(どいてくれ光線)を発射するのだが、
この人達は私達の気配に、気づいて居るのか居ないのか、
全然動じないのだ。迷惑この上ない。
さりとてこれ以上のことは出来ず、私達は良い場所を探して移動したのだ。

0 件のコメント: