2008年3月21日金曜日

2000年7月号「諸葛孔明」


 中国の歴史小説「三国志」のなかで最も人気がある、
と言っても過言ではないであろう諸葛孔明。
劉備玄徳の軍師であり戦略家として今日でも評価が高い。
生涯変わることなく理想を求め、ひたすら努力をし続けて生きた孔明は、
自らを振り返ってこう言っている。
「私の才能は少ないのに、危険を冒さないで天下を定めようとすることは、
不可能であります。私はひたすら死力を尽くすだけで、
勝つか負けるかを予測など出来ません」
何と謙虚でひたむきな生き方なのだろう。
私はこうした先人の話を聞いて、どうしても自分の現在の生活を
、考え直さないわけにはいかない心境になってしまう。
「人生の使命と目的のために、まず目標を定め、
それに向かって失敗を恐れずに、一歩前に出るのだ」

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