2008年5月3日土曜日

2001年9月号「ちょっとペイネ風」


 レイモン・ペイネの恋人たちを描いたイラスト世界には、熱烈なファンがいて、
各地で開催される作品展には、追っかけも居るらしい。
中高年の女性が多いようだ。この作品は、私が教えている切り絵教室で、
そのペイネ・ファンのリクエストに応えて描いたものだ。
その筋からクレームなど来ても困るので、自分の絵にしてあるが、
ペイネの強烈な個性は、私の切り絵として、消化吸収しきれずに、
「この絵はペイネのまねだぞう」と言われているようで、恥ずかしいのだ。
そして私風とはどんな風だ?と思ったりするのだ。
出版社に持ち込みに行けば、
「桜祐と言えばこれだ!と言うようなものが無い」などと言われる。
ようし、研究努力がんばるぞう!

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